飛騨地方で古くから利用されているホオノキの葉、朴葉(ほおば)について研究しています。
具体的には、朴葉の現在の利用状況と森林管理の関係性に焦点を当てています。
1つ目の調査は、朴葉の利用実態についてです。料理などでどれくらい利用されているかや、どこから調達されているかを調査しています。
2つ目の調査は、森林管理と朴葉利用の関係性です。昔と現在の森林利用の違いが、朴葉利用や森林の状態にどう影響しているかを調査し、適切な管理方法を提案しています。これらの研究を通じて、変化する社会と自然環境の中で、文化や自然を残すための適切な森林管理について考えています。